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AppleCare+は2年経過後も延長できる?一括払いと定期払いの違いや料金、延長すべきかを解説

AppleCare+は2年経過後も延長できる?一括払いと定期払いの違いや料金、延長すべきかを解説

AppleCare+は、2年が経過して保証期間が終わっても、対象の契約では定期払い(月払い・年払い)に切り替えて延長できます。すでに定期払いの場合は、自身で解約するか部品がなくなるなどでサービスを受けられなくなるまで、自動更新で保証が継続されます。

高額な修理費用に備えることができて、無償のバッテリー交換サービスも受けられるAppleCare+。「延長できるのならしておきたい」という方もいると思います。

そこで今回の記事では、AppleCare+の延長について知っておきたいことをまとめました。延長手続きの方法や料金、延長すべき人とそうでない人まで詳しく解説します。

なお、本記事に記載のある価格や内容は、2026年10月24日時点のものです。手続きの際はApple公式サイトで最新情報をご確認ください。

AppleCare+は2年経過後にどうなる?

AppleCare+は、「一括払い」「月払い」「年払い」に分かれています。一括払いで加入した方で、2年経過するなどして保証期間が過ぎた場合は、保証が受けられなくなります。

なお、Apple Store・Apple公式サイトでは、2026年7月22日に月払い・年払いが導入され、現在は月払いと年払いの2種類が案内されています。

一括払い・定期払いの扱いの違い

以前に加入した一括払いと、定期払い(月払い・年払い)では、2年経過後の扱いが異なります。

  • 一括払いの場合
    保証期間は定められた日付で終了します。対象の契約では、終了後45日以内に定期払いの新しい保証を購入して延長できます。ただし、キャリア提供の独自プランなど、一部プランでは延長できない場合があります。各キャリアの案内を確認してください。
  • 定期払いの場合
    2年が経過しても、解約しない限り保証が継続されます。

加入中のプランや保証期間などの保証状況は、iPhoneの場合、「設定」アプリ>「一般」>「AppleCareと保証」から、または「保証の確認 - AppleCareと製品保証」からも確認できます。

iPhone「設定」アプリ>「一般」>「AppleCareと保証」
「AppleCareと保証」で保証状況を確認できる(筆者はAppleCare+非加入)

何年まで、いつまで延長できる?

定期払い(月払い・年払い)のプランは、解約しない限り自動更新が続きます。

ただし、Appleが修理部品を入手できないなどでサービスを提供できなくなった場合はプランが解約されます。その際は、月払いは30日前、年払いは60日前に書面(または法の要求する方法)で通知するとしています。

延長後の保証内容はどうなる?

厳密に言うと、延長は「新しい保証の購入」です。つまり、保証内容や料金は、その延長時点のものが適用されます。

現時点での主な保証内容は以下のとおりです。

  • 材質上・製造上の瑕疵に対するハードウェアサービス
  • バッテリーの蓄電能力が本来の80%未満になった場合の追加料金なしでの交換
  • 過失や事故による損傷の修理(期間中は回数無制限、1回ごとにサービス料が必要)
  • Appleの専任スペシャリストによる優先サポート(テキスト・Appleサポートアプリ・電話・オンライン・Apple Store店頭)
  • 盗難・紛失に対する補償(iPhone・iPad・Apple Watchの盗難・紛失プランのみ。1年間に2回まで1回ごとにサービス料で交換品を提供。発生時点から申請完了まで「探す」が有効であることが条件)

製品別のサービス料(税込)は以下のとおりです。

製品

修理・交換の内容

サービス料(税込)

iPhone

画面または背面ガラスの損傷

3,700円〜12,900円

iPhone

そのほかの損傷

12,900円

iPhone

盗難・紛失の交換

12,900円

iPad

画面の損傷(対象モデル※)

3,700円

iPad

そのほかの損傷(対象モデル※)

12,900円

iPad

盗難・紛失の交換

12,900円

iPad

Apple Pencil・Apple製キーボードの交換

3,700円

Mac

画面または外部筐体の損傷

8,400円〜12,900円

Mac

そのほかの損傷

25,800円〜37,100円

Apple Watch

過失・事故による損傷

9,200円(Ultra・Edition・Hermès・Hermès Ultraは10,700円)

Apple Watch

盗難・紛失の交換

10,700円

ヘッドフォン

Beatsを含む過失・事故による損傷

3,700円

HomePod

過失・事故による損傷

HomePod miniは1,500円、HomePodは4,100円

Apple TV 4K

過失・事故による損傷

1,800円

※iPadの画面3,700円・そのほかの損傷12,900円は、iPad Air(M2以降)、iPad Pro(M4以降)、iPad(A16)、iPad mini(A17 Pro)が対象です。それ以外のiPadモデルの損傷は4,400円です。現時点の保証内容と料金は上記のとおりですが、延長時に同じ内容と料金が適用されるとは限りません。

AppleCare+は2年経過後も延長すべき?

バッテリー無償交換の条件

AppleCare+の魅力のひとつが、無償のバッテリー交換サービスです。保証期間中に対象デバイスのバッテリー最大容量が本来の容量の80%未満になった場合、追加料金なしでバッテリーを交換できます。

バッテリー最大容量は、iPhoneの場合、「設定」アプリ>「バッテリー」>「バッテリーの状態」の「最大容量」で確認できます。

iPhone「設定」アプリ>「バッテリー」>「バッテリーの状態」の「最大容量」

バッテリー交換狙いで延長するのは得?それとも損?

ぜひ活用したい無償のバッテリー交換サービスですが、延長するかどうかは、現在のバッテリー最大容量に加えて、延長した場合にかかる料金、保証対象外のバッテリー交換費用を総合的に見て判断することをおすすめします。

AppleCare+非加入でバッテリー交換した場合、以下の料金がかかります(正確な料金は、Appleによる診断・検査後に確定します)。

モデル

保証対象外のバッテリー修理料金(税込)

iPhone Air

21,000円

iPhone 17、iPhone 16、iPhone 15、iPhone 14

17,200円

iPhone 13

15,600円

iPhone SE(第2・第3世代)

12,000円

iPhone Duo

40,800円

参考:AppleによるiPhoneのサービスと修理 - Apple サポート (日本)

参考として、現在のAppleCare+盗難・紛失プランの加入料金は、iPhone 17eが月額1,340円(年額13,400円)、iPhone 17・iPhone 16が月額1,540円(年額15,400円)、iPhone Air・iPhone 18 Pro・iPhone 18 Pro Maxが月額1,940円(年額19,400円)です。実際に延長する際は、手続き画面に表示される料金をご確認ください。

たとえばiPhone 16で、年額15,400円のプランを選べて、1年以内にバッテリー最大容量が80%未満になれば、通常の交換費用17,200円より1,800円安く済みます。一方、月額1,540円を12か月支払うと18,480円になるため、月払いでは交換までにかかる月数も考える必要があります。

延長するかどうかの判断ポイントとしては、「無償のバッテリー交換サービスを受けられそうか」がわかりやすいかと思います。もうすぐ80%を切りそうなら、交換までの支払総額を比べたうえで、延長してそのときを待つのもよいでしょう。

そもそも今のiPhoneをあと何年使えそうかも判断材料になります。機種別の目安と、バッテリー交換か買い替えかの考え方は次の記事でまとめています。

関連記事【2026年】iPhoneは何年使える?寿命の目安と機種別にいつまで使えるかを解説iPhoneは何年使える?歴代機種のiOSサポート実績から寿命の目安は6〜7年。iPhone 11〜18 Pro・iPhone Duoまで機種別にあと何年使えるかを予想し、バッテリー交換費用や買い替えのタイミングも解説します。kakutorukomeru.com

故障・損傷時の修理費用と延長料金の比較

Appleデバイスを故障・損傷させてしまった場合の修理費用は高額です。以下は、Appleに直接依頼した場合の、保証対象外のiPhone修理費用の見積額(税込)です。最終的な料金は診断後に確定し、配送が必要な場合は配送料が加わることがあります。

モデル

画面

背面ガラス

画面+背面ガラス

背面カメラ

その他の損傷

iPhone 17

57,800円

27,800円

72,600円

27,800円

119,800円

iPhone Air

57,800円

27,800円

72,600円

27,800円

141,800円

iPhone 16

45,800円

27,800円

61,600円

27,800円

107,800円

iPhone 15

45,800円

27,800円

61,600円

27,800円

105,800円

iPhone 14

45,800円

27,800円

61,600円

27,800円

105,800円

iPhone 13

45,800円

66,800円

83,800円

27,800円

83,800円

iPhone SE(第3世代)

20,800円

—

—

—

54,800円

iPhone Duo

アウター64,800円/インナー182,800円

34,800円

アウター+背面87,800円

40,800円

273,800円(カバーレイヤー8,800円)

このとおり修理費用は高額です。AppleCare+に加入していれば、iPhoneの画面または背面ガラスの修理費用が3,700〜12,900円、その他の損傷でも12,900円と割安料金で修理できます。

高額な修理費用に備えるなら、AppleCare+を延長するのが安心でしょう。修理時には多少のお金が必要になりますが、少なくとも「修理費用が高すぎて修理を諦めざるをえない」という状況にはなりません。

延長すべき人・しなくていい人

ここまでを踏まえると、延長すべき人としなくていい人は次のように整理できます。

  • 延長すべき人
    • バッテリー最大容量が80%未満に近づいており、近い時期に無償のバッテリー交換サービスを受けたい人。
    • 数万〜十数万円の高額な修理費用に備えたい人。
    • 盗難や紛失の際にも12,900円(iPhone・iPad)または10,700円(Apple Watch)のサービス料で交換品を受け取れるようにしておきたい人。
  • 延長しなくていい人
    • 近く買い替えや売却を予定している人。
    • バッテリーの劣化が進んでおらず、交換が必要になったときに通常の交換費用を払えば十分と考える人。
    • 故障・損傷させても修理するつもりのない人。

AppleCare+は、解約後も新しい保証に加入できる場合がありますが、いつでも再加入できるとは限りません。加入可否は「AppleCareと保証」などで確認してください。延長するかどうかを迷う方は、いったん月払いで延長して様子を見るのもありかと思います。延長するかしないか、どちらが正解というわけではなく、その人の状況や考え方次第です。

代替には「モバイル保険」がおすすめ

AppleCare+の延長を検討している方には、その代替には「モバイル保険」がおすすめです。その理由はコストパフォーマンスの良さにあります。

モバイル保険の公式ページ
出典:モバイル保険

モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社が提供する補償サービス。月額700円(非課税)で主端末1台・副端末2台の合計3台のデバイスを登録できます。

補償金額は、主端末が年間最大15万円、副端末は2台合計で年間最大4万5千円です(3台合計で年間最大15万円)。上限付きではありますが、15万円が出るのと出ないのとでは安心感がまるで違います。

購入後時間が経った端末も登録できますか?

登録時において次のいずれかの要件を満たす場合、登録可能です。
(ア) 新規取得した日から1年未満のもの
(イ) 新規取得した日から1年以上であってもメーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態のもの

よくあるご質問 | モバイル保険

このように、AppleCare+に加入状態にあるデバイスなら登録可能です。保証期間がすぎる前に申込み・端末登録を済ませておきましょう。

保証内容やサービスの手厚さではAppleCare+が間違いないですが、「AppleCare+ほどの保証は必要ないけど、万が一のために最低限備えておきたい」という方にぴったりです。

モバイル保険は、スマホやタブレット、PC以外にも「Wi-FiやBluetoothなどの無線通信に対応するデバイス」に対応します。たとえばiPhoneを主端末に登録し、Apple WatchとAirPodsの2台を副端末に登録しておく、といったように3台まとめて備えられます。

よくある質問

延長手続きはどこでできる?

iPhone・iPad・Apple Vision Proでは「設定」>「一般」>「AppleCareと保証」から、Macでは「システム設定」>「一般」>「AppleCareと保証」から行えます。

または、Apple公式の保証状況の確認ページ(またはmysupport.apple.com)にアクセスし、該当のデバイスを選択して延長手続きへと進めます。

延長はいつから手続きできる?

対象の契約では、保証期間が終わってから45日以内に手続きできます。期限が切れてから新しい保証を購入するまでの間はAppleCare+の保証がないため、早めの手続きをおすすめします。

45日以内なのに延長の項目が出ない場合は、対象のデバイスとApple Accountを確認し、Appleサポートに加入可否を問い合わせてください。なお、購入済みのプラン自体が見つからない場合は、こちらの案内も参考になります。問い合わせの際は、契約番号とシリアル番号を用意しておくとスムーズです。

延長したAppleCare+を解約するには?

  • 自動更新を止める
    「設定」>「一般」>「AppleCareと保証」、またはApple Accountの「サブスクリプション」から解約できます。支払い済みの保証期間の終了日まで保証が続き、返金はありません。
  • すぐに解約して返金を受ける
    Appleから購入したプランの場合は、Appleサポートに電話(0120-277-535)で解約を伝えます。初回購入日または更新日から、月払いは14日以内、年払いは30日以内なら全額、それ以降は残りの期間に応じた返金となります。ただし期間中に修理などのサービスを受けていると、その分が差し引かれることがあります。販売店から購入したプランは、購入先へお問い合わせください。

「保証期間無償延長のお知らせ」というメールは本物?

件名だけでは本物かどうか判断できません。Appleを装ったフィッシングメールの可能性もあるため、メール内のリンクから手続きを進めないようにしましょう。

保証終了日や更新後の日付が具体的に書かれていても、それだけで本物とは判断できません。「設定」アプリの「AppleCareと保証」やAppleの公式窓口で確認してください。

心当たりのないメール内のリンクや添付ファイルは開かず、Appleを装った疑わしいメールはreportphishing@apple.comに転送しましょう。

バッテリー交換のために延長する価値はある?

「もうすぐバッテリー最大容量が80%を切る」という状況であれば、延長する価値はあります。

たとえばiPhone 16で、現在の加入料金と同じ年額15,400円の盗難・紛失プランで延長できれば、通常のバッテリー交換費用17,200円より安く済みます。保証期間中に最大容量が80%未満になることが条件ですが、高額な修理費用や盗難・紛失にも備えられます。

モバイル保険はAppleCare+の代わりになる?

保証の手厚さで選ぶならAppleCare+ですが、「最低限備えておきたい」ならモバイル保険はコスパのよい代替です。ただし経年劣化によるバッテリーや、年間の補償上限には注意してください。

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